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IDEA TOUCH JAPAN

IDEA TOUCH JAPAN社長の宮崎です。

昨日、河南省の友人から数年ぶりに連絡がありました。私が日本企業でお勤めしていた頃、彼は白タク(無許可の個人タクシー)の運転手をしていました。

彼の車に乗っていたのは17年前ぐらい、お互いに近況報告をしながら、白タクから台湾系のドラッグストアのチェーン店に加盟し、今は地元にパン屋も出し三児の父になったことなど、まるで同窓会のノリで盛り上がりました。

明るい話とは裏腹に、今の中国経済はひどい状態、不動産バブルの崩壊で、多額のローンを背負ったまま、行き過ぎたコロナ政策の煽りで、企業倒産やリストラに直面し、将来に明るい展望が見出せない人が続出していると溜息まじりに話してくれました。

政府は低迷する経済をなんとか立て直そうと不動産へのテコ入れ措置や内需拡大に躍起になっていますが、人々は自分の生活を守るのに精一杯で、貯金額が増える一方、新規ビジネスも、様子見の人が大半でとにかく今のコロナ政策が変わらない限り、動き出せないというのが現状です。

彼のように社会に出た時から高度成長期でアイディアとスピード、アニマルスピリッツで財をなしてきた中国のビジネスマンは社会の急激な変化にマインドのリセットを迫られています。

高度成長とバブルが終焉したことにより、物質的な贅沢から精神的な豊かさ、虚栄心を満たすための消費から、理性的で幸福度を追求する消費へ、また、事業のあり方を巡っても、野心的で盲目的な拡大路線から、地道で継続可能性を重視したあり方を奨励するする傾向になっています。

彼が地元で開いたパン屋さんも大規模ではないものの、焼き立てのパンを出すことを売りにしており、利益は減少しても、量より質を求めるようになった顧客の満足度を如何に上げるか日々格闘しています。

こういった話を聞くと、コロナもバブル崩壊も悪い面だけではないと思えるのですが、中国の場合、地域や属性によって全く異なる状況が存在するため、現地の情報を複数仕入れた上で、客観的な判断をする事をお勧めします。

中国となんらかの形で関わっている皆様と、私自身が知りたいと思う中国からの生きた情報を共有できる場をオンラインセミナーで準備しました。

皆様のビジネスにぜひ、お役立て頂ければと思います。


「ホンマに危ない中国経済!?#1
『ITビジネスの最前線、深センから新たなビジネスチャンスを解説』」

  • 日時:2022/09/08 (木) 午後18:00 – 19:30
  • 形式:オンラインセミナー(Zoom)
  • 費用:無料
  • 定員:先着100名様
  • 内容:
    1,香港からの入口、深せんのコロナ政策(隔離・出入境)と経済状況
    2,アフターコロナの新たなニーズと課題
    3,質疑応答

詳細内容・お申し込みはこちらから

講師:ALEX李

IDEA TOUCH SHENZHEN 代表取締役社長
http://www.ideatouch.com.cn

2004年龍谷大学卒業。2007年立命館大学MBA卒業。大阪で旅行会社を設立したのち帰国。

2015年世界500強の中信CITIC国際旅行の日本事業部代表、事業部として独立し2017年に深センで思维触角(IDEATOUCH)を設立。

富裕層ジュニアで作るライオンズクラブで理事、中国深セン市賃貸住宅協会でも理事を務める。

日本好きの若者向けにラジオ番組でパーソナリティーを務め日本の最新情報を発信している。

主催:IDEA TOUCH JAPAN


https://ideatouch.info

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