私が中国ビジネス22年で肝に銘じているのは変化の変わり目を見逃してはいけないということ。

チャイナスピードとは正に変わりゆく政策に翻弄されず、先手先手で動向を見極め対策を検討していく事だと思っている。(これがまた非常に難儀なのだけれど)

2月中旬ぐらいから防疫対策の厳しさに日々悲鳴の声が友人、取引先などから噴出していた。

恐らく検査をやっている側もされている側も既に感覚が麻痺しているとしか思えないほど。

PCR検査の異常な頻度と検査待ちの行列は既に話題になっているが、(海外から届く)貨物便にも赤紙が貼られ、開梱するときは手袋着用し、換気のよい場所で行う事などが注意書きされている。

受取先が企業であった場合、事務所は速やかに消毒され受取人はPCR検査へ直行しなければならない。

貨物の集荷センターは消毒液で真っ白になり、税関(輸入)は滞り、貨物の受け入れ到着は大幅に遅れをきたして

いるせいで、こちらで輸出待ちのサンプルや貨物が一向に出荷できない状況となっている。

(中国からの)輸出だけは正常に行われているのが何とも中国らしいが。

現在、弊社の拠点がある深せん市は幼稚園から大学まで全て休校となっており、大人も隣の市から深せんへ入るだけで隔離(PCRが陰性でも)、居住エリアで陽性者が出れば出勤停止など経済活動に大きな支障が出ている。

好転する兆しが見えない現状だが、それでも今の時期は黎明期とみる見方もある。

変化の兆しは地域毎のコロナ対策でも見て取れる。上海などの国際都市は学校の休校も、出勤制限隔離も行われていない。

又、過度の防疫対策で長時間残業を強いられている公務員たちの離職が相次ぎ、北京や深せんはボランティアを常に募集している。

TICKTOCKでは、フィリピンがWithコロナに向けて門戸を開き始めたという投稿が削除されない。

中国国内版TikTokに投稿された、マスク無しのフィリピンの様子

削除されてない=容認と捉えられる。

何より変化に目ざとい中国商人たちは既に新たなビジネスの種まきを始めたようで、今日も朝から様々な問い合わせで少し騒がしくなってきた。

桜が満開になる2022年の春には本当の夜明けを期待したいものだ。

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