少し前に、中国から日本へのスタジアム用品の輸出案件が来た。

そのころは、今後の中国の国策からみても輸出促進は間違いないと踏んで期待してたのだが、今や暗雲が立ち込める事態が発生している。

現在、中国では脱カーボン・過剰生産の抑制・最先端技術へのシフトなどを名目に、広東省や浙江省・江蘇省などで、中小製造メーカーの集積地に対して工業用電力の制限が始まっている。

江蘇省はじめ中国各地で電力制限、生産活動への影響も

ジェトロビジネス短信(2021年9月27日)

2日稼働で2日停止。知り合いの広東省製造メーカーの経営者の話では、注文があっても生産ができず、大混乱に陥っている。

スタジアム用品のある会社は張家港にあるが、やはり工場稼働は制限されている。

また、鉄・ステンレス・アルミ・樹脂などの原材料が30%〜50%値上げしており、工場経営受難の時代になってしまったのがとても心配である。

私の周辺では、先週末、この話題で持ちきりだった。

CPIも落ちており、深センでさえ、高いものが売れなくなってきている。

また一層、不安的な状態になってきたのを感じる。

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