明けましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いいたします。

コロナをめぐる中国からの便りは西安ロックダウン含め暗〜いニュースばかりですが、2022年度は中国にとってリセットの年であると同時に我々の本業であるインバウンドも動き出すと予測しています。

その理由として先ず二つ挙げるとするならば、

  1. 中国でワクチン3回目が加速。(国産ワクチンですが)
  2. 中国の国内経済は飽和状態で消費が伸び悩み内需のみで成長を牽引するのに限界が見えつつある。先の中国中央政治局の公式発表でも旅行業が消費拡大に不可欠な産業であると位置づけた。

現時点では、北京オリンピックを成功させるためにアリの子一匹通さない厳格な規制をしていますが、オリンピックが終了する3月末に新たな局面を迎える可能性が大きいと言うのが我々の予測です。

又、うちの深圳(シンセン)代表も、「中国はとにかく面子(メンツ)第一のお国柄。是が非でも北京オリンピックを成功させた後、コロナを征服した国として、他の国に先んじて門戸を開き自国民の海外渡航を許可し安全を証明したのちに、海外客の受け入れを行う、こうする事で対外的にも国内的にも体裁が整うのだ」と、鋭い指摘をしています。

インバウンド業で最も注意すべき点は中国の人々のコロナに対する警戒心と恐怖心のハードルの高さです、この点からも団体旅行は当面難しいと言うのが大方の予測です。

欧米での感染拡大が中国内のメディアで連日報道される中、最も近くて安全で安心な隣国、日本はやはり最初の渡航先となる可能性が高いとみています。

又、行くなら少人数、家族単位で、人が密集しない場所でありながら、存分に日本を体験できるスポットと言う事になってきそうです。

私も今、故郷徳島で受け入れのネットワーク作りを進めています。最初に日本に来られるのは、コアな日本ファンであり、質の高いお客様が予測されるので彼らを満足させられる宿、スポット、体験コースを数多く確保するのも大事になってきます。

オミクロン株や今後の変異など挙げればキリがないほど不安要素はあるにしても、再開の日を信じて今年も万全の準備をしながらその日を心待ちにしたいと思います。

IDEATOUCH  TRAVEL JAPAN株式会社
代表取締役 宮崎亜紀子
2022年1月4日

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